盛岡TS


盛岡TSの成り立ち

 盛岡TSはもともとセミナーの実行委員会が前身になっています。

 盛岡市手をつなぐ育成会のメンバーのご家族で、療育手帳A判定の40代女性が小学生への暴行容疑で警察署に事情聴取で連れていかれたことがありました。その後、育成会の親たちの間でトラブルに巻き込まれた時にどうすればいいのかを学びたいとの声が高まり、NPO法人PandA-Jに問い合わせたことから始まります。

 その際にトラブルシューターのことを教えてもらい、先ずは盛岡で研修会を行いたいとの声が高まったことから、PandA-Jが主催となり、盛岡市手をつなぐ育成会と岩手県障害者地域生活支援事業連絡協議会が共催となり、平成29年3月に「トラブルシューター養成講座in盛岡」を開催しました。

 その後、TSの活動に興味を持った数人が集まり、何か活動ができないかの検討を行う中で、盛岡TSセミナー実行委員会を立ち上げ、盛岡市手をつなぐ育成会との主催で、平成30年1月に「トラブルシューターセミナー」を開催しました。

 平成30年度になり、盛岡TSとしての活動をどのように進めていくかの検討を始めました。その中でKeepSafeの研究事業が始まったこと、児童相談所や発達障害者支援センターなどでも広げていきたいことを聞きました。盛岡TSのメンバーに岩手県発達障がい者支援センターの職員がいたことから、KeepSafeの実践について検討をし、令和元年度の実践へとつながっていきます。

 令和2年度から組織のまとめ役として世話人を配置し、事例検討を含めた会合と、KeepSafeFCの実践を柱として展開していく予定です。