5/11【開催報告】全国トラブルシューターネットワーク 2024年度全国大会 in 東京都大田区


5/11(土)に「全国トラブルシューターネットワーク 2024年度全国大会 in 東京都大田区」を開催しました!


参加者は、会場参加72名、Zoom60名程度(参加申込者数69名)でした。

お陰さまで盛況のうちに無事に終了いたしました。

 

リアクション・ペーパーに届いている参加者からのご意見・ご感想は下記のようなものがありました。

 

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▼色々な方の話をお聞きでき、参考になりました

 

▼基調講演やマラソントークリレーなどで各地のTSの取り組みのことを学べて勉強になりました


▼伊豆丸さんのお話は共感することも多かった。(「支援される側」の視点など)

司法と福祉の垣根を超えることは容易ではないと思っていたが、同じ意識を持った仲間に出会えそうだと思ったので、今度は対面で参加してみたいと思った。

 

▼参加して良かったです。

TSの立ち上がり、取り組みをすることができましたし、伊豆丸さんのお話も草の根の垣根を超えた支援の大切さを再確認できました。

 

▼基調講演をはじめ皆さんの活動が実際に知れて、とてもよかったです。全国的に幅広くTS団体があるのが分かって励みになりました。今後もいろいろな地域で実際に集まれる機会があれば有難いです。関係者の皆様、お疲れさまでした。

 

▼お疲れさまでした。

改めて全国の熱い方々のエネルギーに触れることができて、また頑張らないといけないと思いを新たにしました。

 

▼楽しかったです!各自の実情に合わせていろんな活動スタイルがあるのが面白いなぁ…とつくづく思いました!伊豆丸さんのお話もとても良かったです!

 

▼ありがとうございました。TSメンバーではありませんが、同じ課題を抱える支援者として大変有意義な時間でした。伊豆丸さんの講演も大変良かったです。

 

・伊豆丸さんの講演は支援業界に対するクリティカルな視点であり興味深かった。

・各TSごとのイベント情報が分散・埋没していることがある。できるだけ全国TSで共有されたい。

・いしかりTS、かわさきTSのように「当事者」もメンバーとして参画していくことが重要と感じる。伊豆丸さんが指摘するように支援者による支配関係は信頼構築を困難にするからである。

・TSメンバーではないので、詳細は理解しかねる。キープセーフをはじめとした知的障害者が、主な受益者となっている印象がある。一方で大阪定着の勉強会では、身体障害(聴覚障害)を学習した。一部の聴覚障害者はコミュニケーションの問題がある。被害者のはず加害者となっている事例があると伺った。國學院大學法学部の安田先生も彼らを「マイノリティ・オブ・マイノリティ」と指摘・反省されていた。今後は知的はもちろん、精神・身体障害・その他生きづらさの垣根を超えた支援体制が望まれる。

 

ご企画ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。

 

▼とても充実した内容でした。全国での活動を展開されている方々の運営・展開の仕方等,「報告会」もじっくり聞いてみたいです。基調講話は本当に勉強になりました。

 

▼本日のテーマ 私を含めた人々の「生きづらさ」への想像力の欠如によって、いかに更生する方々の更生を妨げていたか、いかに大切な時間を無駄にしてしまっていたか、と想いを馳せると残念で無念で仕方ありませんでした。社会の中で生きる本人が社会と繋がれなかったら問題課題の解決実現は本当に難しいですね。

私も高い意識、思考、価値観,知識などを持って暮らしてみようと再認識でき、大変役立ちました。

発達障害のある方々、養護施設を出た後の方々に対しても然り、です。

4月から社会福祉士の学校に行き出しました。

オンライン参加が多いと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。

 

▼大変、勉強になりました。刑事司法改正に伴い、修復的司法が導入されることを強く希望しています。台湾もイタリアも法改正して導入し、司法とともに地域福祉につなげています。日本で、修復的司法が可能になれば、現在、刑務所に収監されている障害者・高齢者、薬物依存の人たちを、収監という厳罰ではなく、社会内処遇や、本来必要であった支援につなぐことができます。また各虐待防止法(児童・障害者・高齢者)、DV、いじめ、ハラスメント防止など、の関連法においても修復的司法や福祉としての修復的実践対話を導入できるようになるので、単なる分離ではない未然防止の道が開けると思います。加害者の再犯防止は、これらの結果にすぎません。TSにおいても、ぜひ、修復的対話を実践いただけると嬉しいです。

 

▼伊豆丸さんのお話はいつも感動があります。全国TSの初の意見交換会はとても有意義でした。

 

▼会場で参加したかったです。自分の地域でもTSの活動ができると良いと思いました。

 

▼最高のひと時でした! 来年も集まれる人で集まり自らの到達点を確認し合いましょう!

 

▼全国各地のTSの取り組みを伺うことが出来、同志が増えていることに素直に感動しました。伊豆丸氏のお話を伺い、改めて本人さんとの対等性の大切さについて考えさせられました。更生支援が、再犯防止だけが目的ではないことが確認出来ました。

当事者の方のお話し出来て良かったです。

 

▼貴重な講演と、各地域の取り組みを知ることが出来ました。自地域の取り組みにより積極的に参加していきたいと思います。

 

▼起承転結が見事で、盛りだくさんの内容で参加者として大満足でした!

中央から、地方から、足元から、地域や職域を越えたそれぞれのレベルからの共有と交流で、よい刺激と気づきがもたらされ元気や希望ををもらうことができました

緩やかさの中に、軸や根ががしっかりとあり、そこからエネルギーが呼応して共鳴するようは仕組みがTSにはあるなと感じています

私自身は目の前のひとりひとりへのひとしずくに精一杯な状態ではありますが、投げ入れられた石から起こる波紋が流れや循環が生み、関わるひとや地域や社会を耕すことになるのだろうと思っているところです

貴重な機会に参加することができたこと嬉しく思っています

ありがとうございました!

 

▼伊豆丸さんの話の感想。

居住支援協議会とか再犯防止協議会とか、お皿は確かに増えています。

それはとても肯定的な話です。そこは間違いなく前進した部分です。

それを前提にという話ですが、

そのお皿がどれだけ有効に使われているだろうかと感じるのです。

そこでの多くの人の問題意識や行われていることの多くは、旧来通りの本人の過去の犯罪に注目する「再犯防止」や反省を促す「有形無形の強制」の肯定だったりしないでしょうか?

 

伊豆丸さんが最後にマザーを引用されたように「大海の一滴」になりたいと思います。

そういう一人ひとりが増えることはとても大切だと思います。

それが最後の一人まで取り残さないために必要なことのはずです。

 

同時に、この課題でもトランスフォームと言えるような根本的な変化が求められています。いまも旧態依然とした矯正施設の現状などの課題があると思います。そのトランスフォームを実現していくために、「大海の一滴」だけで、ほんとうに大丈夫だろうか、もう少し別の動きも必要なのではないかとも感じています。

 

各地の報告は、みんないろんな形態があるのだあぁと聞き流しました。

 

ワークショップで出た話にはいろいろ興味深いものがありました。

以下、メモです

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参加者

 

支援校教員

社会的擁護の現場(福井)から中央省庁への出向

地域の居場所

社会福祉士養成学校の教員(元大田区役所)

刑務所を出てきた当事者の活動

日本で最初にこども食堂

障害者福祉施設のナース

障害福祉サービス計画相談

 

すみません。

いろんな素敵な話が出たのですが、ほとんど覚えていません。

 

最初に何人かの人から、伊豆丸さんの話に感銘を受けたとのこと。

ぼくからは上記の感想をざっくり。

 

つながりさえすれば、なんとかなるケースが多いのに、役所の人とつなげると、個人情報をたてに、どうなったのか

 

学校現場こそが他者を信頼出来るような場所にならなければならないのに、支援校の現状はほど遠いというか逆行している感じ(支援校教員)

 

社会的擁護施設も支援校も地域との壁を低くすることの大切さ。

補足:もちろん障害者事業所も

 

あと、刑務所内での現状について、当事者への質問

現状を知るには花輪和一さんの「刑務所の中」がおすすめで、漫画も映画もいいとか。

映画はyouutubeにもあるとのこと。

あとでURL教えてもらいました。

https://www.youtube.com/watch?v=9cD40MxG0F0

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▼厚労省・伊豆丸さんのご講演では、ご自身の経験も含め、とても具体的な内容で大変勉強になりました。困りごとのある障害者を放置・孤立・排除しない"地域共生社会"づくりに、「お互い様」の気持ちで力を注いでいきたいと思いました。

 

▼グループワークが雑談形式でよかったです。これからもよろしくお願いします。

▼支援者の中で新しいものを受け入れられない人たち、これだけが正しいと思っている人たち、知ろうとしない人たちに、どうしたら上手く伝えられるのか。伊豆丸先生のように試行錯誤を繰り返しながら、もっと考えたいと思いました。

 

▼伊豆丸さんのお話をいつも自分の支援について振り返ることができます。伴走していける人垣作りをできるように、地域に戻って頑張ります。

でも、焦らず、地道に続けていきます。

 

▼Zoomでしか会ったことがなかった方や久しぶりに会った方たちとリアルにお話できました。

原点に立ち返る機会になりました。

TS活動を続けていくエネルギーをもらいました。

週明けからの仕事にも生かしたい視点を得ることができました。

ありがとうございました。

 

▼基調講演も、グループワークも普段聞くことのない話が多くてとても勉強になりました。

「できることやっていこう」という気持ちになりました。

 

▼伊豆丸氏のお話しを対面で聞くことができ、伝わってくるものが大きく、ありがとうございました。

グループワークでは、当事者の方とも出会い、貴重なお話しを聞けました。生きづらさを「可視化」すること、なかなか難しいですが、意識的にやっていくことが大切であることを実感しました。

 

▼貴重なお話が聴講できました。

ありがとうございました。

次回以降も参加したいと思いました。

 

▼私は、新潟県の特別支援学校で35年間勤務してきました。

現在は、東京都大田区内の特別支援学に講師として勤務しています。

生涯にわたって、より充実した人生を送っていただくお手伝いをしたいと強く思っています。

その点でも、今日の講演内容や参加された皆さんの思いに触れて、目の覚めるような感覚を持っています。

今後さらに、このような活動に積極的にかかわっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

 

▼ご当地TSマラソントークリレーには驚かされました。

活動の広がり、定着が進む姿を「イメージ」として、(ディスプレイも含めて)手に取る様に捉えることが出来た。すばらしい。

ただ、残念だったのは、私たち会場にいる者は名前ホルダーをつけているので、互いを知り易い。しかし、日本全国をカバーするスパンでは、画面がどこのTSか、しっかり示して欲しかった。どこのTSか分からなくなる時があった。