9/28【関西TSネット】「教育・住まいの場に関連してのインクルーシブをみんなで考える」


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関西TS講座@大阪

「教育・住まいの場に関連してのインクルーシブをみんなで考える」

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2022年の国連障害者権利委員会による日本の第一回政府報告に関する総括所見において「インクルーシブ教育」に関する国の行動計画を策定するように勧告が出されました。

一方で、文部科学省からは 「半数以上の時間は通常学級に存在してはいけない」との通達(2022年4月27日付け文部科学省通知「特別支援学級及び通級による指導の適切な運用 について」)が発出されております。

大阪弁護士会人権擁護委員会では、この文部科学省通知に対し特別支援学級に在籍している児童生徒について、原則として週の授業時数の半分以上を目安として特別支援学級において授業を行うことを求めている部分を撤回するよう勧告されました。

https://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/committee/room/jinken/03/2024_0322.php

 

今回の午前の講座では、この活動のきっかけとなる申立て代理人を務められた橋本智子弁護士から「インクルーシブ教育」の現状や課題などについて講演をしていただきます。 

もう一つの午前の講座は、福島弁護士から「障がい者にかかわる法律・制度の現状及び 変更点」を講演してもらいます。

午後は、みなさんと障がいのある方の住まいについて考えていきたいと思います。 

また、辻川弁護士からは、マンションの部屋を障がい者のグループホームとして使わないよう管理組合が大阪の社会福祉法人に求めた裁判で和解が成立した大変画期的な事件についてお話をしていただきます。多様性を認めることにつながる意義ある和解と評価されております。

 

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トラブルシューターとは

知的障害・発達障害のある人が障害特性から誤解されやすく、それによって問題行動や事件(金銭的トラブル、性的犯罪など)を起こしてしまうことがあります。障害を正しく理解し、彼らの抱える生きづらさに寄り添った支援をすることで「社会生活」を送ることが可能になります。「自尊心」を大切にし「心豊かに生きる」を目標に支援を考え、家庭・司法・医療・行政・福祉・教育・地域などが連携・協力する仕組みを構築していくことが必要です。

トラブルシューターはその仕組みの中の一人です。本人とともに解決(快結)したり未然に防いだりするための新たな人材となります。知的障害・発達障害のある人が心豊かに社会生活できるように是非ご協力ください。

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【日時】2024年9月28日(土) 9時55分〜16時30分(受付:9時30分〜)

【会場】エルおおさか本館9F 9012号室

[住所]大阪市中央区北浜東3-14

[交通]https://www.l-osaka.or.jp/access/public/

【定員】40名

【参加費】2,000円

【主催】関西エリア・トラブルシューター・ネットワーク

【申込方法】
Googleフォームからお願いします。QRコードもチラシに掲載しています。

定員に達し次第締め切らせていただきます。

[申し込みフォーム] https://forms.gle/4zrfjzMj5iMnJuQ57

[メール] haru.office@aloha.zaq.jp (関西TS 山口)